本日から「SAP Inside Track Tokyo 2021」が始まりました。
昨年度までもちょろっと一部参加していたのですが、今年は「もう少し突っ込んでいこう!」ということで、
- 全セッション聴講(ナイショで内職しながら)
- 毎回感想をBlogに執筆
を目標に掲げてみました。(相変わらず聴くだけですが)
オンライン開催である点も、聴講だけならやりやすいですね。
(2021/2/28修正・追記)
イベント公式レポートブログはこちらです。
第1回DXトラックの動画はこちらです。
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(1)「S/4HANA移行検討をやってみた」の感想
- S/4HANAプロジェクト経験者が増えてきていて、「やったことあります」は既に優位性を失っている。
- テスト自動化ツールの導入はやっぱり重要。早めに経験しておきたい。
(2)「Design Thinking、その先へ」の感想
- 「Yes, and」いいマインドセットですね。
- 実際のプロジェクトで使ってみる、のが結局一番重要ですね。自分の環境だと、いきなり実プロジェクトに適用していく前に、社内施策で試す場があるなあ。
- やはりMURALは有償版を契約すべきなのでは?!
(3)「TechEd「後」の歩き方 ~S/4HANA Cloudを歩く」の感想
- S/4HANA Cloudへの移行ステップの把握→「S/4HANA Movement」
S/4HANA Cloudに限らずOn-premise版も含めて移行に関する情報が集約されている印象です。 - 「Best Practice Explorer」チュートリアル形式でS/4HANA Cloudを学べる。これは知らなかったサービスです。
- 「S/4HANA Cloud Trial」14日間、「フルスペック」で利用可能!
- 「Knowledge Transfer Offerings」GlobalでのWorkshopやディスカッションに参加できるらしい。これも知らなんだ。
- 「SAP TV」も、プロジェクトや製品情報以外の、でも「SAPから見た世界」を覗けることは有用なのではなかろうか。
- AB〇〇mさんのPPTスライドデザインはいつもながらカッコイイ。
(4)「20年間のSAP歴から、SAPがなぜIntelligent Enterpriseを提唱するのかを考える」の感想
- 今までは「あーSAPがM&Aして持ってきたサービスだから既存の機能とはつながらないよね」と諦めていた部分を本気でつなげようとしてくれているのであれば期待したいところですね。
- Basis人としては、S/4HANAとBusiness Technology Platform、その他のSaaSとの「つなぎかた」をノウハウ・スキルとして身に着けておくことで幅だしができるかも。
(5)「ABAPerの最新スキルセットを考えてみた ~どうするABAPer?第三弾~」の感想
- 現在ABAPerでもなく、JavaもNode.jsもできない自分は、どういう方面への幅だしを目指していくべきなのかな?(プレゼンテーションに対する感想ではありませんね)
- 同じ建て付けで「どうするBasis?」というテーマで語れる人たちを、僕は幸運にも知っているなあ。
全体として、
- sitTOKYO、その運営主体chillSAPともに、ボトムアップでつながりの機会を作ってくれていることで、初めて参加する人が飛び込んでいく時の心理的な敷居が低くなっているように感じました。
- インフラ星のBasis人としても、今はスキルの幅だしや思い切った変化をしやすい環境なのだとあらためて実感しました。一方で、じゃあどの分野に??という自問に対する答えはまだまだ見つからず、しばらくは全方位的にやれるところから一歩踏み出してみるというスタンスで行こうかと。
- 自分一人が頑張って行きつけるところは限定的なので、やっぱり仲間を誘って一緒に進んでいこう!と言いたいところですが、実はそれってとっても勇気の要る一言なのだと思いました。
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初回から1600文字も書いてしまって、来週の自分のプレッシャーをかけてみました。