16.日の出山トレッキング~日の出山バス停出発
東京都日の出町のシンボル「日の出山」に家族で登ってきたのでご紹介します。この記事は2021年9月5日時点での情報に基づいて書いています。
なぜ日の出山なのか
日の出山は東京都日の出町の名前の由来にもなっている標高902メートルの山です。今回この山に家族で登ろうと思った理由は、以下の3点です。
- 一緒に行くおじいちゃん(私の父)が何度も登っているから
- 都心からのアクセスが良いから(自宅から1時間半弱)
- 登山道が整備されており、半日程度で登って下りてこられるので子連れ家族向き
ハイキングルート・地図は日の出町のホームページに掲載されているマップを利用させていただきました。等高線の入った地図にルート・コースタイムが記されていて便利でした。www.town.hinode.tokyo.jp
日の出山へのアクセス
日帰り登山で荷物も少ないので、本来であれば最寄りのJR武蔵五日市駅まで電車で行きたいところですが、まだまだ勢いの衰えない新型コロナ感染症への感染リスクを考慮してレンタカーを利用して現地へ向かいました。
日の出山へのアクセス方法としては主に以下の2つがありますが、今回はシンプルな方の日の出山登山口バス停からのピストンルートを選びました。
- 日の出山登山口バス停から日の出山ハイキングコースを往復するルート ←こっち
- JR御岳駅から御岳山を経由した縦走ルート
登山口近くの駐車場
日の出山登山口バス停に併設されている10台程度駐車可能な無料の駐車場を利用しました。もう少し北に行くと「障害青春の湯 つるつる温泉」の第2駐車場がありますが、「登山者の長時間駐車禁止」の張り紙が掲示されおり、バス停併設の駐車場を利用する方が良さそうです。
登山スタート!・・・の前にトイレを済ましておきたい
子連れ家族では尚更のこと、登山開始の前にトイレを済ましておきたいところですが、残念ながらここの登山口近くにはトイレがありません。
最寄りのトイレは「松尾バス停」にあり、日の出山登山口バス停から2つ街寄りにあり、徒歩の場合往復20分以上はかかります。我が家はたまたま車で来ていたのですぐに着くことができましたが、電車+バスでアクセスする場合はこの松尾バス停で降りてトイレを済まし、ここをスタート地点にするのが良さそうです。
日の出山登山口~ハイキングルート~山頂
日の出山登山口バス停からやや北側にある三ツ沢分岐から登山スタート。日の出山ハイキングコースの入口までは緩やかな登りの舗装路を歩きます。
地図上の「新旧道分岐」。ここから右上に登っていく道がハイキングコース(旧道)
で、左手は舗装された林道(新道)。往路はハイキングコースを登っていきました。
ハイキングコースの最初は急登がありましたが、その後の登りは概ね緩やかであまり危険を感じる場所はありませんでした。今年で74歳になる父は数年ぶりの登山で、多少息が上がっていましたが、本人は(やや強気で)「これくらいがちょうど良い」と言っていました。
子供たち(8歳男子、5歳女子)も、これまで登ってきた山と比べるとお手軽感があり、余裕っぷりを出しながら登っていました。
コースタイム64分のところを約90分で登れたので、まずまずのペースでした。
山頂には大人が5~10人ほど座って休憩できる東屋とベンチがあり、私たちが到着した時にも1組がおにぎりなどを食べていました。
天気はなんとか本格的な雨が降らずに持ちこたえてくれましたが、残念ながら都心方面の景色は厚い雲の中で見ることができませんでした。
山頂~林道~つるつる温泉
復路は山頂から東雲小屋(現在閉鎖中)方面に降りて、すぐにまた階段道に合流しました。山頂から5分弱のところにある公衆トイレは現在使用することができないのでご注意を。
復路はクロモ岩の先の分岐をまっすぐ進んで舗装された林道(新道)を下っていきましたが、意外と傾斜がきつく、また、雨で道が濡れていたので大人も子供もツルツルすべって何度か尻もちをついてしまいました。
また、傾斜がきついので膝上あたりに常に力を入れながらゆっくり下らねばならず、旧道のハイキングルートを下るよりも筋力、体力的に大変だったように思います。(旧道を下っていないので詳細はわかりませんが、新道で下るのはあまりおすすめしません。)
結局下りも約90分かかり、やっとゴール。
の後は「障害青春の湯 つるつる温泉」で疲れを癒しました。こちらも初めて利用しましたが、本当に肌がつるつるになりそうな泉質でした。
感想、まとめ
日の出山には初めて登りましたが、都心からのアクセスがよく、家族連れでも会話しながら楽しく登ることができました。
今回は天気がイマイチできれいな景色を見ることはできなかったので、もう一度チャレンジしたいと思います。