おてんば父さんの冒険

とあるITエンジニアが子育てをしながらおてんばな日々を綴るブログです

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11.SAP Inside Track Tokyo 2021に参加してみる⑥

ついに残すところあと2回となってしまったSAP Inside Track Tokyo 2021

最近怪獣オシゴトの波状攻撃に遭っていて、SAP的なアウトプット活動が(実質的にアウトプットしていない)このsitTokyo感想ブログのみとなってしまっている自分に歯がゆく思う一方で、怪獣オシゴトのおかげでテクニカル方面にスキルストレッチできている部分もあるので、まあ今は仕方ないかなと割り切って、今日も未来の自分のためにsitTokyoの皆さんのセッションの感想を書きなぐってまいります。

 

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(1)「SAP Analytics Cloudで機械予測と計画業務の融合性を考えてみた」の感想。

  • 「仮説指向計画法」という、「そもそも計画って何だっけ?」という原初的な問いから思考することは、自分のアイデアや意見の「幹」みたいなものをしっかりと持つことに繋がって、お客様に説明するときにもより強い説得力が持てるかもしれない、と新たな気づきが得られました。
  • そして「仮説指向計画法」の考え方をSAP Analytics Cloudの機能と対応させながら紹介してもらうことで、SACの機能的な有用性の論拠が下支えされているように感じました。
  • 普通なら最後の結論部分(より人間らしい仕事へとシフト)が何となく導き出されているような説明や資料が多い中で、なぜその結論となるのか?がとても論理的に、かつわかりやすく示されていました。
  • こんな考え方もあるんだな!と1つ目のセッションから目から鱗でした。

※参考「仮説指向計画法」

bizzine.jp

 

(2)「新機能!Smart Wranglingとは」の感想。

  • 「Data Wrangling」・・・牛や馬を飼いならすように、データをうまく扱って機械学習で利用しやすいようにしよう!
  • 「Smart Predict」「Dataset」「hierarchy」・・・、SACもっと勉強しなくては!おそらく有識者からすると基本的な機能や用語に全然ついていけませぬ。
  • SACは順調に、かつ急速に機能拡張していますね。SAPの本気度を感じます。データ分析(いわゆるBI系機能)と予測/計画機能とが両輪で拡張されていっていることも、SAPのAnalytics系ソリューションの本丸たるゆえんなのかなと思います。

 

(3)「SAP Data Warehouse Cloud/SAP Analytics Cloud やってみた!~オンプレDBのIoTデータ リアルタイム連携~」の感想。

  • SAPを今まで触ったことがない人でも2か月足らずでPoCできてしまう、なんて10年前のSAP製品だったら考えられないことだったろうなと、あらためてSAP製品の進化、技術全般の進化スピードの速さを感じました。
  • 従来のSAPのData Warehouse製品(SAP BWなど)は、「データ収集」と「データの可視化」がセットでしたが、今はそれぞれに様々な機能が具備されたり拡張されたりしてしまっているために、製品・ソリューション自体も分割されているのだな。
  • SACはIoTデータの可視化にも利用できることを実際の動いている画面として初めて認識することができました( ..)φメモメモ
  • 「可視化のためだけにシステム移行する必要性は全く無い」!!かっこいい!!(でもBasis人的にはオシゴトが減ってしまう!)

 

(4)「SAC Planning機能についての紹介と経験の共有」の感想。

  • あまり触れる機会のなかったPlanning機能ですが、このセッションのデモにより具体的にイメージできました。
  • このユーザライセンスタイプによる利用可能機能のマトリクスほしいですね。そしてSACのユーザライセンスタイプは3つだったんですね。

 

(5)「今日から俺のお父さんがSAP Analytics Cloudを使い始める」の感想。

  • タイトルで吹いてしまったwww
  • SACはIoTデータの可視化に使えるどころか、イカのグローバルでの取引量分析にも使えるのですね。会計データ分析にしか使えないなんて勝手に思い込んでいた自分に今日でサヨウナラできます。
  • 「お客様が何をどう分析し可視化したいのか」ということが、お客様にSACやデータ分析基盤を提案するときの原点になるべきだなとあらためて感じました。

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今日は自分の知識を超えた内容が多かったので、自分のノウハウに対する直接的な拡張にはすぐに繋げられなかったのですが、その反面、皆さんの最新技術に対する高いモチベーションやバリエーション豊かなプレゼンテーションにたくさん刺激をもらえました。