おてんば父さんの冒険

とあるITエンジニアが子育てをしながらおてんばな日々を綴るブログです

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5.SAP Inside Track Tokyo 2021に参加してみる①

本日から「SAP Inside Track Tokyo 2021」が始まりました。

blogs.sap.com

昨年度までもちょろっと一部参加していたのですが、今年は「もう少し突っ込んでいこう!」ということで、

  • 全セッション聴講(ナイショで内職しながら)
  • 毎回感想をBlogに執筆

を目標に掲げてみました。(相変わらず聴くだけですが)

オンライン開催である点も、聴講だけならやりやすいですね。

 

(2021/2/28修正・追記)

イベント公式レポートブログはこちらです。

blogs.sap.com

 

第1回DXトラックの動画はこちらです。

youtu.be

 

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(1)「S/4HANA移行検討をやってみた」の感想

  • S/4HANAプロジェクト経験者が増えてきていて、「やったことあります」は既に優位性を失っている。
  • テスト自動化ツールの導入はやっぱり重要。早めに経験しておきたい。

 

(2)「Design Thinking、その先へ」の感想

  • 「Yes, and」いいマインドセットですね。
  • 実際のプロジェクトで使ってみる、のが結局一番重要ですね。自分の環境だと、いきなり実プロジェクトに適用していく前に、社内施策で試す場があるなあ。
  • やはりMURALは有償版を契約すべきなのでは?!

 

(3)「TechEd「後」の歩き方 ~S/4HANA Cloudを歩く」の感想

  • S/4HANA Cloudへの移行ステップの把握→「S/4HANA Movement
    S/4HANA Cloudに限らずOn-premise版も含めて移行に関する情報が集約されている印象です。
  • 「Best Practice Explorerチュートリアル形式でS/4HANA Cloudを学べる。これは知らなかったサービスです。
  • S/4HANA Cloud Trial」14日間、「フルスペック」で利用可能!
  • Knowledge Transfer Offerings」GlobalでのWorkshopやディスカッションに参加できるらしい。これも知らなんだ。
  • SAP TV」も、プロジェクトや製品情報以外の、でも「SAPから見た世界」を覗けることは有用なのではなかろうか。
  • AB〇〇mさんのPPTスライドデザインはいつもながらカッコイイ。

 

(4)「20年間のSAP歴から、SAPがなぜIntelligent Enterpriseを提唱するのかを考える」の感想

  • 今までは「あーSAPがM&Aして持ってきたサービスだから既存の機能とはつながらないよね」と諦めていた部分を本気でつなげようとしてくれているのであれば期待したいところですね。
  • Basis人としては、S/4HANAとBusiness Technology Platform、その他のSaaSとの「つなぎかた」をノウハウ・スキルとして身に着けておくことで幅だしができるかも。

 

(5)「ABAPerの最新スキルセットを考えてみた ~どうするABAPer?第三弾~」の感想

  • 現在ABAPerでもなく、JavaもNode.jsもできない自分は、どういう方面への幅だしを目指していくべきなのかな?(プレゼンテーションに対する感想ではありませんね)
  • 同じ建て付けで「どうするBasis?」というテーマで語れる人たちを、僕は幸運にも知っているなあ。

全体として、

  • sitTOKYO、その運営主体chillSAPともに、ボトムアップでつながりの機会を作ってくれていることで、初めて参加する人が飛び込んでいく時の心理的な敷居が低くなっているように感じました。
  • インフラ星のBasis人としても、今はスキルの幅だしや思い切った変化をしやすい環境なのだとあらためて実感しました。一方で、じゃあどの分野に??という自問に対する答えはまだまだ見つからず、しばらくは全方位的にやれるところから一歩踏み出してみるというスタンスで行こうかと。
  • 自分一人が頑張って行きつけるところは限定的なので、やっぱり仲間を誘って一緒に進んでいこう!と言いたいところですが、実はそれってとっても勇気の要る一言なのだと思いました。

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初回から1600文字も書いてしまって、来週の自分のプレッシャーをかけてみました。

4.Fiori Launchpadを介さずにFioriアプリに直接アクセスしたい。

今回も全く育児とは関係のない投稿になりますが気にせず書きます。

通常、SAP Fioriアプリケーションを利用する場合、Webブラウザ、もしくはSAPGUI for Windows/HTMLからFiori Launchpadを呼び出し、Launchpad上に並ぶアプリケーションタイルから実行したいアプリケーションを選択します。

が、ユーザの独自のポータルサイト上のリンクから、Launchpadを表示させずに直接個別のFioriアプリケーションにアクセスしたい、という要件があったときに、どうやったら実現できるのか?について考えていきます。

尚、本稿のURLリンク先のWebサイトには一部SAPから発行されるユーザアカウント(SユーザID)を持っていないとアクセスできないものを含みます。あしからず。

そもそもそんなアクセスの仕方はOKなのか?

SAP HelpSAP Noteによると、一部のFioriアプリケーションについて以前のFioriバージョンでのみ、直接アクセスをサポートしていたようです。現在のSAP Fioriバージョンでは商用利用としてはサポートされず、開発目的でのみ利用するように注意の記載があります。サポートされるFioriバージョンは、「SAP Fiori principal apps for SAP ERP 1.0 SPS XX」という2014年頃にリリースされたAdd-onコンポーネントで、現在のS4/HANAやFiori Frontend Serverでの利用はできません。

また、URLによるダイレクトアクセスをする場合、Webブラウザでのキャッシュバスティングが適切に効かず、最新のアプリケーションを利用するためにはユーザにキャッシュクリアを実行してもらうなど対処を求めることになります。

SAPがサポートしてくれないのであれば致し方なしですが、技術的には可能なようなので、その方法をもう少し探ってみます。

SAP Helpに方法が書いてある

前掲したSAP Helpには、Fioriアプリにダイレクトアクセスさせる方法についての記載があります。今後検証してみるつもりなので、結果はレポートしたいと思います。

同じようなことをやろうとしている人は結構いる

SAP公式ブログには、同様のことを試みている人を見つけられます。ただやはり投稿時期が2014年と古く、現在も同様の方法で実現可能かどうかについては検証してみたいと思います。

blogs.sap.com

 

結局今回の結論としては、FioriアプリへのURLによるダイレクトアクセスは「サポートされない」が、「実現する方法はいくつかありそう」というところです。

3.chillSAPコミュニティのもくもく会に参加する。

SAPファンコミュニティのchillSAP(※Facebookページが開きます)の突発イベント「夜のもくもく会」に参加して、一人もくもくとSAP Discovery CenterのMissionを進めました。

chillSAPのFacebookコミュニティには以前から参加していて、本当に良い意味で意識の高いメンバ皆さんから良い刺激をいただいていましたが、イベントに参加するのは初めてでした。「今年こそ何かしらのかたちで参加するぞ」という薄っすらなモチベーションに、「金曜夜21時開始」という時間設定がはからずもフィットしました。

感想としては、

  • もくもくと自分のやりたいことを進められつつ、他の参加者の関心にも触れられて一石二鳥感がある。
  • 他の参加者がもくもくしていることに対して質問できる。(今回はDeveloper Tutrialsについて少し理解が深まりました。)
  • なによりも、人肌の熱量を感じられる。

社会人になってからこれまで幾度となくスキルアップという目標を年始に立てては自分の誕生日(1月7日)には挫折している残念な人なので、今年はもう一人で勉強するのは諦めて、こういったコミュニティに参加しつつ、熱量高い方々から熱を分けてもらいながら継続していこうと思った夜でした。

2.SAP Discovery CenterでSCPを学ぶ①

以前参画していたプロジェクトにおいてSAPベーシスコンサルタントとしてSAP Cloud Platform(以下SCP)でのシステム基盤・環境管理を担当していましたが、ここ最近はいわゆるDX系のお仕事にも関わるようになり、あらためてSCPを開発者視点で(※1)学ぶことにしました。

※1 SAP Discovery Centerで開発者視点での学習ができるのか?が若干曖昧ですが、細かいところは気にせず進めます。

 

学習ツールとしては、SAPが無料で提供しているSAP Discovery Centerを利用します。SAPの中の人も強くプッシュされております。

blogs.sap.com

 

ちなみにこのお勉強は朝活として取り組んでみます。3か月間、毎朝5時~7時の脳が一番フレッシュな貴重な時間を投資します。このブログには、Discovery Centerのこんなところが良い/悪いなど、これからSCPの学習をしようとする人向けの情報を発信できると良いなと考えています。なので、細かい手順などの情報は書きません。

1.久々にブログを始めます。

第三子誕生に合わせて育児休暇に入り、以前から時間ができたらまたブログに日記を書きたいなと思っていたので、始めてみます。(語尾を「です・ます」調にするのか、「だ・である」調(ってあるんだっけ)にするのか、なんてことに悩んでいる自分が好きです。)

 

SNS全盛の時代にあって、ブログって意外と生き残っているんですよね。多分、文章を書いて誰かに伝えたいと考えている人にとって、SNSFacebookとかtwitterとかをイメージしています)はエディタとしての機能や見栄えの自由度が低いから、ある程度まとまった文章を書くのならブログがちょうど良いのではないかな、と自分が思っていることがきっと世論とそうずれていないと信じております。

 

せっかくの初稿なので、ブログに書きたいことを記録しておきます。

(2021/2/28修正・追記)書き始めてみたら、育児よりも自己研鑽、というかSAP関連のやや技術よりのことばかり書いているので、「書きたいこと」もやや軌道修正しておきます。「育児」に加えて「育自」もやるのだ、というこじつけです。

  • 子供たちの成長の過程
  • 自分や家庭の日々の記録
  • 自分の仕事や趣味をより良くするための備忘録
  • 自分と同じような仕事・関心を持っている方々への情報提供 

 

前回とは何かしら違うテイストにしたいなぁと思う一方で、書き手の人となりがほとんど変わっていないので、結局同じようなブログになるんじゃないかなと確信しています。